2014年9月17日水曜日

髄膜炎

☆髄膜炎
・オルガドロン3.8㎎1ml 2A
 生食50ml
 30分かけて
 1日4回
・ビクシリン2g(ABPC) 1瓶
 生食50ml
 30分かけて
 1日6回
・セフィローム1g(CTRX,ロセフィン) 2瓶
  生食50ml
 30分かけて
 1日2回
  Caで沈着するのでラクテックの側管からの投与は不可。
・バンコマイシン0.5g(VCM) 1瓶
  生食50ml
 60分かけて(急速静注するとred neck syndrome)
  1日4回
  投与3日目の投与直前(トラフ値)と投与後2hr後(ピーク値)を測定し、トラフ値が10-15μg/ml、ピーク値が25-40μg/mlにする。トラフ値の測定のみでも可。
・アシクロビル250㎎(ゾビラックス)2A
 生食50ml
 30分かけて
 1日3回
  CTRXは腸球菌/嫌気性菌/緑膿菌には無効、カルバペネムは腸球菌には無効、NQは嫌気性菌には無効(どれも広域だが万能ではない)。
cf)一般検査、グラム染色、Gaffky、培養、細胞診はどんな時でもすること。
cf)2014年のガイドラインではメロペン2gを1日3回、改善見られないときはバンコマイシンやリネザリドを追加する。チエナムには細菌性髄膜炎の保険適応がない。
cf)MEPM使用時はバルプロ酸は禁忌。
cf)MEPMで蕁麻疹出るときはABPC+CTRX+VCMに変更。

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