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2014年9月17日水曜日

ASO

☆ASO
・ヘパリンNa(1000単位/ml) 15ml
 生食100ml 1瓶
  5ml/hr
・ヘパリンNa(1000単位/ml) 5ml
 5000単位ショット後、上記を持続静注
・セファメジンα点滴用キット2g CEZ 1組
  30分かけて
・アルプロスタンジル10μg2ml(プリンク/リプル/パルクス)1A
 生食100ml
 30分かけて1日1回
cf)
・ASOがPADの大部分を占める。
・末梢動脈閉塞疾患では抗血小板剤が使われるが、急性閉塞や血栓塞栓では抗凝固療法や血栓溶解療法も行う。
・Fontaine分類
 I度:症状なし→食事運動療法、ABI0.9以下ではアスピリンもしくはクロピドグレル
 II度:間欠性跛行→フットケア、監視下運動療法(跛行が起こるのに十分な強度で30~60分歩いて安静にする、週3回、3ヶ月実施)、薬物で跛行改善が証明されたのはシロスタゾール(プレタール1日100mg1日2錠)のみ。副作用で内服困難な場合はサルポグレラート(アンプラーグ1日300mg分3)やドルナー1日120μg分3
 III度:安静時痛/IV度:壊疽、虚血性潰瘍→血管内治療や外科的バイパス術が基本。非適応時はプロスタグランジン製剤(プリンク/リプル/パルクス)を使う。術後は人工血管ならアスピリンとクロピドグレル(プラビックス1日1回75mg)併用、静脈グラフトならワーファリン、DESではアスピリンとプラビックスを2ヶ月投与後にアスピリン単剤に変更する。
cf)動脈硬化の検査項目
・頸動脈US:IMT(頸動脈内膜中膜複合体肥厚度)が1mmを超えていたら肥厚ありと判断する。Hard,mixed,softは見た感じで判断する。PI値(Lt.ICA)が1.2を超えると頭蓋内血管狭窄の可能性があると考える。
・ABI:上腕と足首の血圧から算出。1.30以上:下肢動脈高度石灰化、1.00-1.29:正常、0.91-0.99:境界域、0.41-0.90:軽度から中等度、0.40以下:重度。
・TBI:足趾・上腕血圧比。足趾血管は石灰化を免れることが多く、TBIでは石灰化の進行している患者でも閉塞病変の存在を評価することが可能。
・CAVI:動脈の硬さの指標。血圧の影響を受けにくい。9.0以上:動脈硬化の疑い、8.0-9.0:境界域、8.0以下:正常範囲。

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