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2014年9月17日水曜日

蕁麻疹/帯状疱疹

☆蕁麻疹
・アレグラ1回60mg1日2回
・アレジオン1回20mg1日1回
cf)眠気が少ない
cf)抗ヒスタミン剤での運転の可否
運転注意の記載なし:アレグラ、クラリチン
運転時には注意の記載あり:アレジオン、エバステル、タリオン
運転はしないよう注意することの記載あり:その他
注意)抗ヒスタミン剤のクラリチン、ジルテック、ザイザルは痙攣やてんかんの既往には使わない。
・ネオマレルミン6mg2錠分2
・ポララミン2mg3錠分3
・ポララミン5mg 1A
 ラニチジン100mg (ザンタック)1A
 ソル・メルコート125mg(プリドール)1A
 生食100ml
 30分かけて
cf)ソルメドロール125mgやサクシゾン(ソルコーテフの後発品)100mgでも良い。
注意)アスピリン喘息ではソルメルコートなどのコハク酸エステル型ステロイドは喘息を誘発するためリン酸エステル型ステロイドであるリンデロンやデカドロン4mgに変更する。
注意)ステロイド投与前にアスピリンに対するアレルギーやアスピリン喘息がないか聞くこと。アスピリン喘息あればソルコーテフやソルメドロール、サクシゾンは投与禁忌。
cf)サクシゾン、ソルメルコートとポララミンの混合は混濁するため別の生食に溶かすのがよい。
・ボスミン1mg1ml 0.3A筋注
 呼吸苦あるとき
cf)ステロイド力価(コルチゾール:アルドステロン)
 ・ソルコーテフ/サクシゾン(ヒドロコルチゾン)⇒1:1
  プレドニン(プレドニゾロン)⇒4:0.8
  ソルメルコート/ソルメドロール(メチルプレドニゾロン)⇒5:0
  リンデロン(ベタメタゾン)⇒25:0
  オルガドロン/デカドロン(デキサメタゾン)⇒25:0
 ・コルチゾールは体内で1日20mg分泌される。
☆帯状疱疹
・バルトレックス500mg6錠分3 7日間
(CCr:50-:3000mg/3x,25-50:2000mg/2x,10-25:1000mg/1x,-10/HD:500mg/1x)
・ゲンタシン軟膏1日1回
・アシクロビル(ゾビラックス)200mg20錠分5 7日間
 CCr25以上:単純疱疹1回200mgを1日5回、帯状疱疹1回800mgを1日5回
 CCr10-25:単純疱疹1回200mgを1日5回、帯状疱疹1回800mgを1日3回
 CCr10以下:単純疱疹1回200mgを1日2回、帯状疱疹1回800mgを1日2回
内服できない時:
・ゾビラックス(アシクロビル)5mg/kg 1日3回 1時間以上かけて 7日間
 (CCr:50-:10mg/kg/q8hr,25-50:5-10mg/kg/q12hr,10-25:5-10mg/kg/q24hr,-10/HD:5mg/kg/q24hr)
cf)ゾビラックスやバルトレックスの他にロキソニン、ビダラビン軟膏、メチコバールも処方するとよい。顔面の場合はプロラノン点眼、ゾビラックス眼軟膏も追加する。
cf)汎発性帯状疱疹
・通常の帯状疱疹(紅暈(こううん)を伴う水疱が帯状に集簇(しゅうぞく))とともに全身に水疱が生じる。
・免疫不全状態の高齢者、免疫抑制剤、悪性腫瘍などで誘発される。
・水痘帯状疱疹ウィルスによってウィルス血症を起こした結果生じる。
・汎発性の場合は呼気中に微量ウィルスが含まれるため空気感染の可能性あり。

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