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2014年9月17日水曜日

逆流性食道炎

☆逆流性食道炎
・タケキャブ(ボノプラザン)20㎎1日1回 朝食直前 4週間投与
 改善あれば維持療法としてタケキャブ10mgに減量する
 不十分であれば難治性GERDとしてさらに20mgのまま4週間投与できる
 維持療法から再燃した場合は20mgに増量し4週間投与する
cf)・GradeA/Bは2週間、C/Dは4週間投与で粘膜損傷が改善する。
  ・高ガストリン血症により胃カルチノイドの危険性も否定できないため、4週間投与の後はパリエット10㎎に変更し維持療法としても可。
   ・痛いときに服用(on demand)は症状改善も粘膜損傷改善のはつながらない。
(追加分)
・ガスモチン5㎎ 3錠分3 毎食前
・アルロイドG内服液(5%) 1回20-60ml 1日3-4回 毎食間および就寝前
・ガスターD20㎎ 1錠分1 夕食後
・生活指導(頭位挙上、左側臥位、就寝3時間前の食事禁止)
cf)・再発因子:食道裂肛ヘルニア、GradeC/D、ピロリ菌陰性、萎縮性胃炎なし、非喫煙者、女性、身長150㎝以下
   ・GERDのうち60%はNERD(粘膜損傷なし)、20%はびらん性食道炎、10%はバレット食道。治療抵抗性になるのはNERD>>バレット食道>びらん性食道炎。GradeDはいきなり発症する。NERDからGradeDに増悪するのは5%程度。
cf)PPIの用量
①逆食(初期/8週)、②逆食(維持)、③NERD、④消化性潰瘍(胃8週/十二指腸6週)、⑤アスピリン/NSAIDs併用時、⑥除菌
・ネキシウム(エゾメプラゾール):①20mg②10mg③10mg④20mg⑤20mg⑥20mg×2
・オメプラール(オメプラゾール):①20mg②10mg③10mg④20mg⑤非適応⑥20mg×2
・タケプロン(ランソプラゾール):①30mg②15mg③15mg④30mg⑤15mg⑥30mg×2
・パリエット(ラベプラゾール) :①20mg②10mg③10mg④20mg⑤非適応⑥10mg×2

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